今年もそろそろ恵方巻きや豆まきの季節がやって参りました!
近年、節分の日は日本の文化として大きなイベントになり、季節が近づくとスーパーやコンビニなどで恵方巻きや豆まきなどのグッズや料理が大々的に販売されるようになりました。
そんな節分の日ですが、毎年決まって2月3日!という印象ではありませんか?
実は2021年の節分の日は2月3日ではないということをご存知ですか?
節分の日は、ある法則に乗っ取り決まっていて毎年2月3日という訳ではないんです。
節分の日について、詳しく調べてみましたˆˆ
2021年の節分の日はいつ?

2021年(令和3年)の節分の日は2月2日(火)
節分の日といえば2月3日という印象なので3日以外の日に節分の日が来るんだ!と少し驚きませんか?
それもそのはず、過去から今までずっと節分の日は2月3日で来ていたからです。
\過去の節分の日をまとめてみました/
2017年 | 2月3日 |
---|---|
2018年 | 2月3日 |
2019年 | 2月3日 |
2020年 | 2月3日 |
2021年 | 2月2日 |
・・・と、2月3日が節分の日だったのは一体いつからだったのかと遡ること、
なんと、1985年!!!
1985年〜2020年まではずっと節分の日は2月3日で通ってきたのです。
その間、36年。それはそれは【節分の日=2月3日】と思い込んでも無理はないですよね。
ちなみに1984年の節分の日は2月4日でした。
そして今年37年ぶりに2月2日の節分の日を迎えます。
祝日のように日付が固定されていると思っていましたが、なぜ稀に日付が変わるのでしょうか。
節分の日は立春の前日

節分の日というのは、「何日」と日付が固定されているわけではなく、立春の前日を節分の日と呼んでいます。
そして、節分の日は立春の前日だけではないんです。
節分とは各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは季節を分けることも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日頃)の前日をさすことが多い。
出典:Wikipedia
実は節分の日は年に4回あるんですね!
立春の前日 | 2月4日頃 |
---|---|
立夏の前日 | 5月5日頃 |
立秋の前日 | 8月7日頃 |
立冬の前日 | 11月7日頃 |
その中でも立春の前日の節分の日がイベントとして大きく取り上げられているということです。
なぜ「立春の前日の節分の日」だけが定着したの?
立春の前日の節分の日がメインで取り上げられているのには訳があり、旧暦が大きく影響しています。
旧暦では立春の前日が1年の終わりとされており、1年の始まりである立春(2月4日頃)から良い1年をスタートするべく、災いや災害などを鬼と見立てて追い払う儀式が古くから伝わってきました。
旧暦でいう1年のスタートということで一番定着したということです。
節分の日は立春の日の前日なので、立春の日に左右されるということがわかりました。
では立春はどのように決まっていくのでしょうか?
立春は太陽の位置で決まる

地球は1年かけて太陽の周りを一周します。
(まるで地球が中心で太陽が回っているように思いがちですが逆です)
1年かけて360度回るのですが、その出発点を春分点といい半年後には180度周り秋分点を通過。そして半年かけてまた春分点に戻って来るという流れです。
この360度を15度ごとに分け、24分割したものを二十四節気(にじゅうしせっき)と呼びます。
立春の日は、太陽が春分点から315度離れた位置を立春と定め、この日を1年の始まりとしているのです。
また4年に一度、日にちがずれることから立春の日も影響されて3日ではなく前後にずれることがあるということです。
まとめ

節分の日は「立春の前日」と覚えておくと間違いないですねˆˆ