柴犬は番犬に向いていると、よく言われます。
犬を飼うときに「番犬が欲しいな〜」と考えたりして、考えた末に柴犬が候補に上がってきたりしませんか?
柴犬は飼い主に忠実で、この人と決めた人以外には警戒心が高く心を許しません。
いざという時は家族を守ってくれる、そんな勇敢な性格から番犬向きという印象がついたのでしょう。
時代が変わるにつれて柴犬も人間社会も変わってきています。
昔はまさに番犬に適する柴犬でしたが現代ではどうなのでしょうか。
現代の柴犬の性格や人間社会の変化から番犬について読み解いて見ました。
柴犬は番犬に向いていない?
さて、番犬に向いているかどうかは人間が番犬に何を求めるかにより変わってきます。
よくある番犬にして欲しい行動とは・・
警戒心を持って、知らない人が家に近づこうとしたら威嚇して教える、または追い払って欲しい
ということではないでしょうか。
それに応えるためには
- 不審者に対して敏感に察知する力
- 何度も来るお客様は覚える
- 不審者ではなかったとき飼い主がストップの指示を出したら威嚇行動をストップさせる
ただ、闇雲に吠えまくるのではなく番犬として機能するようにしつけをする必要があります。
一昔前に番犬に向いているとされる犬種は以下のような犬種でした。
<div class=”simple-box1″><p>スピッツ・ドーベルマン・ジャーマンシェパード・エアデールテリア・柴犬・スピッツ</p></div>
現代社会が求める番犬像
現代では怪しい人物がきたら、人感センサーや防犯カメラなどがあり一昔前よりもセキュリティは強化されており、ある程度のことは対応できるようになっています。
なので、犬に家の安全を守らせるような番犬像は現代社会にとっては古い考えと言われています。
また、昔よりも気温のさも激しく、夏は40度が当たり前で家が立ち並び決して過ごしやすい一昔前の夏とは違います。
そのことから大型であっても外飼いではなく室内飼いが多く、番犬の出番が減っているのも事実ですし、現代社会において番犬を求めている世帯が少ないと言えるでしょう。
まとめ
それでも番犬が必要な場合は、しっかりしつけが必要です。
一昔前には、不審者が番犬に噛み付いたとしても「よくやった」となりますが、現代では相手が例え不審者であっても噛み付いたらこちら側も加害者となります。
本当に番犬が必要でしょうか?
柴犬は番犬に向いている犬種と言われているのは事実ですが、柴犬が暮らす環境やご近所、などを見直し番犬以外にできる対策があるなら人感センサーなどで対応していきましょう。